名実ともに実力世界一といわれるホルンの名手ラデク・バボラークと、現在ザルツブルグ在住で、ヨーロッパを中心に活躍している若手実力派ピアニスト、小菅優。いまをときめく名コンビの録音が、2010年3月30日、31日に田園ホール「エローラ」にて行われました。
収録内容は、リヒャルト・シュトラウス&フランツ・シュトラウス父子による作品集です。R.シュトラウスの名曲、ホルン協奏曲第1番のホルン&ピアノデュオ版(R.シュトラウス自身によるオリジナル)をはじめ、ホルン奏者でもあった父のF.シュトラウスの隠れた珠玉の作品群が、バボラークの冴え渡るホルンと小菅優の確固たるピアニズムで奏でられました。シュトラウスの颯爽とした美しさを充実に味わうことのできる演奏です。収録曲目は以下の通りです。
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番/前奏曲、主題と変奏/アンダンテ(遺作)
F.シュトラウス:主題と変奏/幻想曲/ノクターン
※リリース情報は、決定し次第発表いたします。
© Steffen Jänicke