3月下旬に小菅優との録音を行ったバボラークですが、もうひとつ、2010年4月3日~5日に、富山の北アルプス文化センターにおいて、ホルン・ソロの録音を行いました。
レパートリーの中心は、なんとバボラークが吹く、ホルンのオーケストラ・スタディ。そしてオケ・スタに加えて、ホルンを学ぶ方であれば必ず習得するエチュード集を収録しました。(※オーケストラ・スタディとは、オーケストラ作品のそれぞれの楽器の有名なソロ部分を集めた、オーケストラの入団試験などでは必ず演奏するオケマン必須のエチュードです。)
特にオーケストラ・スタディではバボラーク流のアレンジも加え、ベルリン・フィル時代のソロ首席奏者としての活躍を彷彿とさせるホルン・ソロを聴かせてくれました。
収録曲目は、特に有名なR.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」、「英雄の生涯」、ワーグナー「ジークフリート牧歌」、チャイコフスキー「交響曲第5番」より第2楽章、マーラーの交響曲集より集めたホルン・ソロ集など。またアヴァンギャルドなシュナイダーのエチュードや、ベートーヴェンの交響曲のモチーフを使ったR.シュトラウスによるエチュード等を演奏。驚くばかりのホルン・テクニックを次々と披露しています。CDリリースの際は乞うご期待ください!
※ リリース情報は決定し次第発表いたします。