雲ひとつない真っ青な空の初夏のピッツバーグ。
2012年6月15-17日、ハインツホールでマンフレッド・ホーネック指揮ピッツバーグ交響楽団のマーラー交響曲第6番のライブ収録がありました。
もっともマーラーの交響曲の中でドラマティックな交響曲であるとホーネックが語る、今回の6番には拘りが随所に見られる構成の演奏でした。
第1楽章のアレグロのあとに第2楽章であるスケルツオと第3楽章のアンダンテが入れ替わり、そして第4楽章のフィナーレを迎える。
ハンマーのために舞台には大きな木の特別な台がセッティングされ、迫力ある大打撃音が会場を響かせました。
ハンマーは3回が認められているものですが、今回はホーネックの拘りで5回打つという、今まであまりないパフォーマンスが1日だけありました。
最終公演の終わってからのパッチアップは1分1秒無駄なく、無事に収録終了しました。